2010年06月03日

「月の異名」再び

【2010年8月29日 追記】

この記事で書いている、「月の名前」の付け方(というか、名前を変えるタイミング)を変更しました。

もともと、月の名前というのは、現に空にあって見えている月に対するものかと思うわけで、月が沈んでいるときの名前というのはないような気もします。
が、節気さんシリーズで、一日中ツイートしている関係もあって、まあ、そうもいっていられない。

そこで、当初は、「月の入りの時刻と、次の月の出の時刻の真ん中で月の名前を変える」という方針にしました(この記事の後半にはそのままの形で残っていますが)

ただ、これだと、普通に「今日は十五夜です」などといわれるのに比べて、かなりタイミングが後ろにずれるわけです。
「今日は中秋の名月です」という日の、昼前まで別の名前をツイートしていたり。

これを考慮して、「日本全国で(実際には、50地域の月の出君がカバーしている50の地域)月の出が終わった10分後」に名前を変えることにしました。

これで、「月の出とそれに対応する月の入りの月の名前は同じ」という条件を確保しつつ、通常いわれるタイミングにかなり知覚することができました。

------- 追記ここまで。

さて、「節気さんシリーズ」で、月の異名(三日月とか、十六夜とかそういう名前)を表示するようにしました。
この月の異名は、多くは旧暦の日付に基づいたものであるとして、旧暦の日付の日付を算出して、それに名前を割り当てるようにしていたのですが、どうも、これは違うらしいという記述を見つけました。

直接見たのは、WikiPedia の、この記事です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88
(記事の中の、「月齢と呼び名」)


ただ、当初は、「旧暦の日付ではなく、月が出た回数を元に決める」ということの真意がわからず、節気さんシリーズでは、上述の通り旧暦の日付をもとに名前をつけていました。

ところが、これではちょっとまずいかもしれない――と、気づきました。
たとえば、このブログを書いている2010年6月はじめは、月は午後11時過ぎに昇り、翌日の午後になって沈みます。
ところが、節気さんシリーズの月の名前は、「旧暦の日付」に基づいていますから、午前0時で(日付が変わるのに伴い)名前が変わってしまいます。
しかし、現に空にある月の名前が、突然変わってしまって良いものでしょうか? せめて、月の出から月の入りまでは「同じ名前」でないとまずいのではないでしょうか?
これが、「旧暦の日付ではなく、月が出た回数で決める」という記述の真意でした。

さて、これで計算しようとすれば、(旧暦における)一ヶ月分の月の出・月の入りの時刻一覧を準備しなければなりません。さらに、月の出から月の入りまで――ということは、その日の月の出・月の入りの時刻に依存するというわけで、言い換えると、「どの場所における」というのを定義しないと、「今から臥し待ち月」などといえないわけです。

悪いことに、節気さんシリーズの「月齢君」は、地域に依存しないような Bot にしています(実際、月齢と月相は地域に依存しない)。
結局、以下のように処理をして、なんとか、それらしく表示することにしました。

・朔を含む日は「朔月」とする。(優先)
・朔の前の日(旧暦の月末)は、「晦日」とする。(優先)
・前回の月の入りの時刻と、今回の月の出の時刻の真ん中を、「名前が変わるとき」とする。
 ※この場合の、月の出・月の入りの基準は「東京」
 ※いすれにしても、地球の裏側に月があるときなので、地方毎の誤差は気にしないことにします。
・「今の時刻」が、「名前が変わるとき」を何回通過したかを元に、月の名前を決める。

当面、これで様子を見ることにしました。
この記事へのコメント
ちなみに、朔の日と晦日も、厳密には月の出月の入りの時刻を気にしなければなりませんが、幸いに、この両日は、日の出と月の出、日の入りと月の入りがそれぞれに、ほぼ同時なので、(日の出日の入りのほうが、日付を判定しているので)朔の日は朔月、晦日の日は晦日月の決めうちでも、実害はありませんでした。
Posted by 本人 at 2010年06月03日 15:55
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